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早く平穏な日々が戻ってきますように。
おはようございます千田です。
長く続くコロナでBAR SENDAは休業中、皆様もなかなか以前の様には飲みに出れずにストレスと不安を抱えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
というわけで、今日から新しい試みを始めようと思いまして、 普段の家飲みにおすすめなコスパの良いウイスキーを、 たまにご紹介していってみたいと思います。 流石に最初は何から行こうかとも思いましたが、 初心者からエキスパートまで幅広い層に世界中で愛される、「グレンモーレンジ オリジナル」をご紹介したいと思います。
『おすすめのシングルモルトウイスキー』第1回目は、
【グレンモーレンジ オリジナル】
「完璧すぎるウイスキー」というキャッチコピーで有名な、 北ハイランドで製造されるハイランドモルトの筆頭格。
価格:3,600円前後
有名なキャッチコピーで販売されるグレンモーレンジですが、
私もつい上の画像にキリンのシルエットを入れ込んで、
ひとり勝手に「野生の王国」を思い出しておりました😀 (すみません若い方は分かりませんよね)
それはそうとキリンがよく使われる理由は、
創業以来使用している窯の上部が非常に長くポットスチルが、
5.13メートルもあり、丁度大人のキリンと同じくらいの高さだからだそうです。
【 目次 】
1.ポットスチルへのこだわり 2.樽のパイオニア 3.仕込み水へのこだわり
グレンモーレンジ蒸溜所とは
1.ポットスチルへのこだわり
グレンモーレンジ蒸溜所とは創業1943年で、元々ビール工場だった為に、
ポットスチルも中古で、首が異様に長く煙突の様な奇妙な形をしていたのでございます。
ところがですよ、それが思わぬ副産物を産んでくれたわけでございます。
素晴らしい風味を産みだしてくれたので、結局そのまま初留釜6基と再留釜6基づつ全て、
その形のまま踏襲し合計12基で稼働しております。
年間の生産力も650万リットルと巨大な量でございましてグレンモーレンジは、
グレンフィディック、ザグレンリベット、マッカラン、に次ぐシングルモルト第4位の売上を誇っております。
生産量のほとんどは自社のシングルモルトへと当てておりますが、 それでも生産が追いつかない為、同じ敷地内に新たな蒸溜所の建設することになりました。そしてできたのがライトハウス蒸溜所で、今年から稼働予定でございます。
そこにまた新しいポットスチルが2基入ったわけですが、 当然これまで使用し続けてきたスチルと、同型同サイズのこだわりぶりでございます。
2.樽のパイオニア
まずは現在グレンモーレンジ蒸溜所の、最高蒸留・醸造責任者のビル・ラムズデン博士を知らない方のために少しだけ書いておきたいと思います。 何しろこの方こそが世界中のウイスキーファンから「樽の魔術師」と称賛されている方でございます。 実は1.の新しくライトハウス蒸溜所が立った理由も、将来のためにもう少し実験的なことを行いたいという、ビルラムズデン氏の強い要望だったのです。
グレンモーレンジは樽の魔術師が生んだNo.1ハイランドモルトと言われ、
スコットランドの国内では人気No.1の銘柄でございます。
さてラムズデン博士は1995年にグレンモーレンジのマネージャーに就いたのですが、
それ以前にグラスゴー大学などで発酵技術分野の博士号を取得しておりました。
若い頃からシャトー巡りが趣味で、ワインへの造詣が深いことでも知られておりました。
グレンモーレンジへ来て彼が最初に取り組んだのは樽を見直すことでした。
それまでのグレンモーレンジでは伝統的に、ファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽しか使用せず、銘柄も「10年」と「18年」しかございませんでした。
しかしラムズデン博士は、将来的な飲み手の趣好を読み、風味の幅を広げる必要性を考えていたそうでございます。
まず1994年にポートウッドフィニッシュを、初めて市場にリリース致しまして、
1996年にはマデイラウッドフィニッシュ、シェリーウッドフィニッシュと立て続けに発売したのであります。
当初は多くの人達が「何やってんの?」といった感じだったことは、記憶にまだ新しく感じますけれど、約20数年の間に他所の蒸溜所でも、
たくさん真似するところが増えたのでございます。
ウッドフィニッシュシリーズはのちに定番化され、2007年に「エクストラマチャードシリーズ」としてリニューアルを果たしました。
その際に登場したのが以下の3本でございます。
ポートフィニッシュの「キンタ・ルバン」
シェリーフィニッシュの「ラサンタ」
ソーテルヌ樽フィニッシュの「ネクター・ドール」
コロナが落ち着いてこの辺りの銘柄はお近くのBARや行きつけのBAR、 気になっていたBARでお試しになられてくださいませ。
3.仕込み水へのこだわり
仕込み水はターロギーの泉という硬度190の硬水が使われておりましたが、
10年くらい前からケルピーの泉という同じ水源で硬度も同じ水が使用されています。
こちらの水源からとっている硬水の仕込み水には、
発酵時に酵母の栄養分になるミネラル分が豊富な為、
もろみの泡立ちがとても良いのでございます。
ウイスキーの香りでエステル系の香りにとても影響を与えると言われる酵母、
良質のミネラルをモーレンジの酵母は食べて、 あの素晴らしい味わいの要素になってるわけでございます。
グレンモーレンジオリジナルを味わおう
さてさて上記の画像の方々が作っておりますグレンモーレンジオリジナル、
それではゆっくり味わってみましょう。
ご自宅でお飲みになられることを前提に飲み方は3種類で試してみましょう。
ストレート
オンザロック
ハイボール
ストレート ⭐️⭐️⭐️⭐️
柑橘系の香りの奥を探ると、リンゴやバナナ、パインも結構しっかり感じますね!
メイプル、バニラなどの甘味もほんのりありますが、時間が経つと、
ちょっとダージリンぽさもが強まってまいります。
飲み口はスイーツかつマイルドでスムース、軽やかなボディのバランス感は流石です。
やはりモルトはストレートで時間と共にゆっくり開いてゆくのを楽しむのが好きです。
オンザロック ⭐️⭐️
ロックの氷でウイスキーが冷えると、甘さより最初はビターチョコだったりスパイシーさだったりが出てきますね。ちょっと氷が溶けてアルコールが落ちてくると柑橘の感じが出てきます。
単純な話、いわゆる飲みやすくはなりますね・・・
最後の方でほんのり甘みが出てきました。
ハイボール ⭐️⭐️⭐️⭐️
鼻を近づけるとふわっと柑橘の香りが上がってくる。 少し口に含むと冷たくオレンジのオイルが溶け込んだかの様な液体が、 とろ〜っと舌の上に広がる。 結構長く舌の上に留まりながら、今度はバニラやカラメルの甘さを感じる。
ゴクっと飲み込むと、鼻から抜けるウイスキーの香りは、最初に直にグラスから嗅いだ香りとは明らかに違い、熟成による時間の流れが感じられる。
口に入って行く時はシルキーで柔らかい繊細な味わいだが、 中に入るとオレンジの皮のオイル感でなんとなくオメガ3も取れてるように感じた。 時間が少し経つとリンゴの酸をやや感じました。普段はあまり感じずに飲んでるんですけれど、最近リンゴ酢を健康のために、たまに摂取するので敏感になってるのかもしれません。
宅飲みだとオールマイティにいけると思うけれど、つまみがあれば秒で飲み干す気がします。ハイボールもたまにはこうやってしっかり感じながら飲むのもいいですね。
やっぱり私はニート0r ハイボール良かごたるばい
今日は実は眠くなって途中実は描きながらグタグタで、読みづらい文章を朝っぱらから投稿してすみませんでした。。。
一番安かった楽天ショップのリンクを貼ってみました。
もし購入を考えてる方は参考に近所のお店と比較してみてください。
うちの店の仕入れより安いです(笑)
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