第1回目の今回は、北ハイランド地方の最も北にある蒸溜所、
ウルフバーン!
ウルフバーン蒸溜所は、スコットランド北端の町サーソーに
1821年〜約50年実在してた蒸溜所が、約140年の時を超えて再建され、
2013年から蒸留が開始された新しい蒸溜所です。
壮大な湿地帯が広がる豊かな野原には、
海から数マイルのところを川(バーン)が流れ、
昔はそのあたり一帯に沢山のオオカミが生息していたと言われてます。
さてそんなウルフバーンですが今回のセットは以下の5種類の飲み比べセットです。
・ノースランド(46%)
2013年の操業開始から3年の月日が流れ、
2016年にウルフバーンの定番アイテム第1弾としてリリースされたのが、
こちらノースランド。
最高責任者アンドリュー・トンプソンがこだわる「HANDCRAFTED, NO AUTOMATION」、
伝統的な作業を通して可能な限り人の手で造り出されたウイスキー。
熟成樽はアメリカンオーク製のセカンドフィル・クォーターカスクと公表されてるんですが、非公開情報としてアイラ島南岸の某蒸溜所から譲り受けているという話があります。
ピート香の出所はモルティングか、はたまた熟成樽か?
小樽を使ったことで熟成も進んでおります。
・オーロラ(46%)
2016年9月に発売されたシングルモルト第2弾!
待望のシェリーカスク熟成原酒を用いた新定番で、
ファーストフィル・バーボン・バレル熟成原酒と
セカンドフィル・オロロソシェリーカスク熟成原酒で構成されています。
・ムーヴェン(46%)
3番目のオフィシャルボトル「MORVEN」。
ケイスネス州にある山の名を冠したこのボトルは、
ウルフバーン初のピーテッド・モルトを使用。
ボトルも遮光瓶を採用し、
これまでのノンピートとは一線を画す味わいとデザインになっています。
このMORVENの熟成には
「1st フィル・EX-バーボン樽」と「2nd フィル・クウォーター・カスク」の
2種類の樽が使われ、スモーキーな風味と同時に
ウルフバーンの柔らかさや複雑さも表現されています。
・ラングスキップ(58%)
かつてケイスネス州を支配していたヴァイキングの船の名を冠した
ウルフバーン蒸溜所4番目の定番ボトル。
ファーストフィル・バーボンカスク熟成原酒を58度でボトリングしたハイプルーフ仕様。
バーボンカスク100%のシンプルな原酒構成とカスクストレングスに近い度数は、
原酒の熟成に対する蒸溜所の自信を裏付けています。
★「The Singapore World Spirits Competition〔シンガポール ワールド スピリッツ コンペティション〕」最優秀賞受賞
★「東京ウイスキー&スピリッツ・コンペティション2019」銀賞を受賞
・バッチNo.375(46%)
ハイランド最北端のウルフバーン蒸溜所より、
年に1回リリースされるスモールバッチ・シリーズで、
こちらの375は、2019年のリリース!
こちらは、第3熟成庫の75列目で熟成された
100リットルの1stフィル・バーボン・バレルと、
2ndフィル・シェ リー・バットをマリッジさせてボトリングしました。
美しく薫り高いアロマと、長く続く暖かで深い余韻は、ウルフバーンらしい若々しくも熟成感に溢れた仕上がりで、いかに丁寧にウイスキーを作り続けているかが想像できるボトルです。
こちらの5種飲み比べセット、4月は3500円にてご提供いたします。
興味がある方はスタッフまでお申し付けください。
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