1835年創業。1930年代に閉鎖に追い込まれ、その後再開と閉鎖を繰り返している。1930年代の閉鎖時に自殺したオーナーの幽霊が出るといわれている。
・スプリングバンク(Springbank)
1828年創業。傑出した蒸留所の一つに数えられ、シングルモルト「スプリングバンク」の12年ものは、1983年にタイムズ誌が主催した試飲会で1位を獲得している。グレンフィディック、ロッホサイドとともに瓶詰め施設をもつ数少ない蒸留所の一つである。ウイリアム・ケイデンヘッド社と同資本であるため、同社はこの蒸留所で瓶詰めを行っている。麦芽はすべて自家製麦でまかなっている。製法を様々にアレンジし、個性の異なる製品を生み出している。
・ダフトミル(Daftmill)
2003年創業。2005年にライセンスを取得した。豪農カスバート家が、本業の片手間に始めた。2005年初蒸留。
・アイルサベイ (AILSA BAY)
2007年創業。レディバーン蒸留所の跡地に創設した。